ブログ

石川県金沢市医療関係リンク

休日当番医

休日当番医情報(金沢市医師会)
休日歯科当番医情報(金沢市歯科医師会)
休日当番薬局情報(金沢市薬剤師会)

滅菌物をどう考えるか

病院では数多くの滅菌物が使われている。それは病院で滅菌したり(ガーゼやピンセットなど),滅菌物として市販されたり(縫合糸など)と,さまざまである。そこで,滅菌物はどう言う時に必要なのかを,論理的に考えてみることにする。

これには次の二つの局面ごとに考える必要がありそうだ。
1.滅菌物を使用する部位,器官,組織の細菌環境はどうなっているか?
2.滅菌物は再利用されるのか?

1)滅菌物を使用する組織などの細菌環境について

・・・なんて難しく書いてしまったが,要は「操作の対象となっている部位や組織は無菌なのか」ということである。例えば,深部臓器は本来的に無菌の組織だし,皮下脂肪も筋肉ももちろん無菌である。逆に,皮膚や口腔,下部消化管などは常在菌が必ずいる部位であり,いかなる消毒薬を使おうと,これらの部位を無菌にする事は不可能である。
2)滅菌物の再利用はあるのか?

再利用とは別の言い方をすると「複数の患者で使いまわされるか?」ということである。これでいうと「使いまわされる」物としては多くの器具(ピンセットや鋏,ペアンやコッヘル,内視鏡,ほとんどの手術用器材など)が含まれ,一方,「使いまわされない」物としてはガーゼや注射器,縫合糸などがある。
以上の2つの条件を組み合わせて,それぞれ,滅菌物が必要かどうかを考えてみる。

 

本質的に無菌の部位・組織 無菌でない部位・組織
使いまわされる器具・材料 滅菌が必要 滅菌が必要
使いまわされない器具・材料 滅菌が必要 滅菌は必ずしも必要でない

まず,本来無菌の部位を扱うのであれば滅菌物以外は使うべきではない,というのは問題ないだろうと思う。何しろ,細菌がいては困る部位なのだから,それへの操作では細菌の侵入は可能な限り防ぐべきである。だから使用する器具も材料も「滅菌」していなければいけない。これに異論はないだろう。当然,「複数患者で使いまわされる手術用のハサミ」だろうが,「使いまわされる事がない(=使用後は直ちに廃棄される)ガーゼ」だろうが,滅菌する必要がある。

次に,「複数の人間で使いまわされる器具や材料」だが,これも滅菌してから使うべきだ。要するに複数の患者で「使いまわされる」のであれば,患者間での感染を防ぐために滅菌してから使用すべきである。ま,当たり前だな。

残ったのは「本来無菌でない部分に使う,使いまわされない材料」だ。具体的にどういうものがあるかと言うと,「術後の創を覆うガーゼ」「気管切開のカニューレのガーゼ」「腹腔ドレーンを覆うガーゼ」「褥瘡創面を覆うガーゼ」「熱傷創面を覆うガーゼ」・・・などだ。これらは滅菌物である必要があるのだろうか?

理論的に考えれば,これらは「もう既に細菌がいる」訳であり,これらに滅菌物を使うのは本質的に矛盾していると言わざるを得ない。要するにここで滅菌物を使うのは「お風呂に滅菌水」「お尻を拭くのに滅菌のトイレットペーパー」「うがいをするのに滅菌水」を使うようなものである。要するに,既に皮膚に常在菌がいるのだから,風呂の水を滅菌水にしてもしょうがないのである。

もちろん,こんなことを書くと「万一,滅菌していないガーゼに炭疽菌や肝炎ウィルスやHIVウィルスや天然痘ウィルスや狂犬病ウィルスが付いていたらどうするの! あなた,責任取れるの?」というヒステリック(?)な声が聞こえてきそうだが,これは敢えて無視する事にする。これがかなり極端な条件設定である事は明らかだからだ。こんな事を考えていたら,パン屋で買ったパンには常に毒物が混入されているし,乗り込んだ地下鉄の車両内には必ず殺人鬼がいるし,水道の水はレジオネラで汚染されているし,飛行機のパイロットは自殺志願者だし,料亭で出されたフグ鍋には卵巣が沢山入っている・・・ということになるのだ。

これを一般に杞憂と言う。

要するに,「パン屋で買ったパンには毒物が入っている可能性がある」と考える人は,手術創を覆うガーゼも気管切開部のガーゼも滅菌ガーゼにすべきだろうし,「パン屋で売っているのだから,毒が入っているわけないよね」と考える人は,ドレーンだろうとIVHカテーテルだろうと,滅菌ガーゼで覆う必要はないということになる。さぁ,あなたは前者だろうか後者だろうか?

ちなみに私はもちろん,「未滅菌ガーゼ」しか使っていない。だって,それで感染するわけなんてないもの。理論的に考えて,未滅菌ガーゼで感染する率なんて,素人が手を振りまわしたら偶然にも,ストラビンスキーの「春の祭典」第2部のフィナーレのリズムだった,というのと同じくらいの確率じゃないだろうか?

ついでに言うと滅菌物はただではない。「滅菌に要するコスト」+「滅菌装置のランニングコスト」がかかってくる。先日,ある病院の医師と話した時,彼の病院では「滅菌ガーゼ」を作るのに25円以上のコストがかかっていたそうである。

これに関連してであるが,もうそろそろ,「滅菌していないもの」を「不潔」と呼ぶのをやめにしないか? 不潔,なんて呼ぶから,細菌がウジャウジャいるように感じちゃうのだ。

購入したばかりのガーゼに細菌がいると思う? 新品のガーゼは滅菌処理していないから,細菌だらけだと思う? 買ったばかりの本に細菌はいる? 買ったばかりのセーターに細菌はいる? これらは「滅菌していない」から不潔?

つまり,そういうことである。

 

上記は「新しい創傷治療」より引用

食品衛生法

食品を扱う際の手袋について、食品衛生法適合のものを使用する必要がある。
法の詳細は下記を参照
食品衛生法 第370号「食品、添加物等の規格基準」

ポリエチレン製のものは適合品が多い(ほぼ適合)。
プラスチック製のものは適合品と記載がない限り、一般的には適合品は少ない。
ゴム製(ラテックス、ニトリル)のものは適合品が多いものの、粉付きのものを中心に
適合していないものもある。

これらはあくまで食品を扱う際に留意する点であり、適合していないものでも他の使用目的では問題がない。
(アレルギーに関する事項や医療用については別途考慮する)

手袋の粉

使い捨て手袋の中には、白い粉がついているものがある。粉の原料はコーンスターチ(トウモロコシから作られているデンプン)で、粉付きの商品は手汗によるベタつきを軽減し、また着脱がスムーズに行える。
商品の表示「PF」と書いてあるものは「パウダーフリー」の略で、粉がついていないことを指す。
手袋の生成の過程で粉が付くので、粉なしにするには工程が一つ増えるため、基本的には粉なしのほうが価格が高くなる。

粉付き
粉なし

マスクサイズ

玉川衛材
フィッティ(R) 7DAYSマスク ふつう
16.5cm×9cm

フィッティ(R) 7DAYSマスク やや小さめ
14.5cm×9cm

フィッティ(R) 7DAYSマスク キッズ
12.5cm×8cm

フィッティ(R) 7DAYSマスク やや大きめ
18cm×9cm

興和
クリーンラインコーワ三次元マスク ふつうサイズ
17.5cm×9cm

クリーンラインコーワ三次元マスク 女性用(ベビーピンク)
14.5cm×9cm

白元
快適ガードプロ レギュラーサイズ
17.5cm×9cm

快適ガードプロ 小さめサイズ
14.5cm×9cm

1 / 3123
Copyright(c)2015 Yamazakiiryou Co.,Ltd. All Right Reserved.